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スーパー銭湯・温浴施設アルバイトスタッフの仕事内容と評判

日常の疲れを癒したり、家族で訪れる憩いの場として利用されるスーパー銭湯で働く上で、具体的な業務内容はどのようなものがあるのでしょうか。

 

仕事終わりにお風呂に入れる?仕事で大変なことは?今回は、そんなスーパー銭湯・温浴施設の仕事内容を現役管理職の社員が解説します。

 

時給はどんな感じ?

稼げる度 都心部相場 地方相場
★★ 約900~1050円 約800~950円

 

給与の水準は一般的な飲食業などと比べてもやや低めの傾向にあります。筆者の勤め先では稼ぎたいから働くという理由でなく、従業員特典や温浴施設独特の館内の雰囲気に好感持って応募する方が多いです。

 

充実度(忙しさ)

★★★

基本的には受付業務や浴槽管理スタッフなど役割分担をして業務を行います。こうしたレジャー施設では、休日や祝日などのピークの時間帯になると受付スタッフはかなり忙しくなることも。逆に平日の日中などはお客様がまばらなことが多く手が空いた時間を使って事務作業を行うことがあります。

 

体力が必要な仕事?

★★

受付スタッフはレジ業務やお客様の案内がメインなので、体力がそれほど必要な仕事ではありません。

 

専門知識や技術は必要?

★★

受付であれば様々な入館方法を覚える必要があり、浴槽のスタッフは大浴場の清掃方法やリネン関係の知識を身に付ける必要がありますが、テクニカルな部分はなく技術的なスキルはあまり必要としません。

 

 

どんな仕事?

 

温浴施設スタッフは、規模に応じて大浴場・食事処・演劇会場などを併設している場合があり、役割分担をおこなって業務を行ないます。お客様をおもてなしする代表的なお仕事といえ、清掃スタッフと言えど館内を巡回することが多く、挨拶などをしっかりできることが基本です。

 

後述にて、各業種の具体的な仕事内容を記載しています。未経験から始めるパートスタッフも多く比較的敷居の低いアルバイトと言えます。

 

 

 

スーパー銭湯アルバイトスタッフに求められること

 

受付

 

清潔感ある身だしなみと何よりもリラックスをしに来るお客様に対して明るいおもてなしをすることが大切です。

 

演劇場や食事処のある規模が大きい施設の場合は、各部署と連携をうまく取れないとクレームが発生するため相手の言い分をしっかりと聞き対応する傾聴力が必要。リラックスをしに来る分、何か意図しないトラブルが発生するとお客様はいつも以上にお怒りになることも。

 

どのような状況になろうと決してパニックにならず社員を呼ぶなどの冷静に対応できる余裕を持ちましょう。

 

清掃スタッフ

 

第一には清潔感ある方が求められます。リネン業者から届くタオルをフロントへ補充したり、お店によっては浴場の水質チェックを社員と一緒に任されたりと責任は重大です。マメにこつこつ作業できる方が向いているでしょう。

 

 

未経験でも大丈夫?研修はしっかりしている業界なの?

 

研修は基本的にあります。特にフロントスタッフは日々お客様から多くの質問を受けることになるので、入社後は館内の各施設を周りながら正社員が説明していくことが多いようです。

 

筆者のお店では、館内説明はもちろん、数ある入館コースの一覧や接客用語のマニュアルを渡すようにしています。レジ操作は、初日の空いている時間帯を使って実際にお客様役を作ってデモンストレーションを行い実務に慣れていく形です。

 

清掃スタッフは、各清掃用具や歯ブラシ、シャンプーなど備品類の保管場所や補充方法を教わります。大浴場清掃など多人数で行う仕事は実際に作業をしながら学ぶことが多く、細かいところの指導で言えば浴衣やタオルのたたみ方などを入社日に教わります。

 

 

 

業務に関わるツール

 

レジ(ポスシステム)

 

入館手続きをフロントで行う場合、入館方法を手打ちで入力し入館料を頂きます。バスタオル付コースや平日割コースなど、店舗によって様々な入館方法があるため、該当プランがポス内のどこにあるのかなどを覚えることがフロント最初の課題と言えます。

 

 

券売機

 

入館プランを券売機にして販売している店舗だと、フロントに提示された券の内容を元にお客様を案内します。正直なところ、券売機がある店舗の方が金銭やりとりなどもなくフロントの負担が格段に下がります。

 

 

ロッカーキー

 

大浴場内のロッカーの鍵。店舗の中にはフロントでロッカーキーを渡すところもあり、バーコードが付いているところだと、ロッカーキーで館内の食事やサービスを受けることができます。一度ロッカーキーに館内での注文を付けておき退館時にフロントへ返却する際、利用分の精算を行います。

 

 

こうしたシステムを採用している店舗だと入館と退館時に精算作業を行う手間があり、更には館内注文したのにロッカーキーを返却せず持ち帰る食い逃げなどの対策が必要となります。入館の際に下足キーとの交換でロッカーキーを渡したり、入口にセキュリティゲートなどを配置して対応する店が多い。

 

 

筆者の見解では、このようなシステムだと穴が多く、フロントの負担も大きくなるため、入館料・食事処・マッサージ施設など各サービスに券売機を設置している施設の方が、精算漏れや各部署の業務量事自体が減るので、券売機を導入している店舗の方が働く上でも安心かもしれません。(もちろん業務が減る分少ない人数で調整している場合もあります。)

 

 

 

仕事をする上での服装

 

フロント

 

指定の制服を着用します。温浴施設のため、お店のTシャツにズボンは自前の長ズボンというところや、ホテルに併設している健康ランドなどはスーツなどお店によって個性があります。また、金銭のやり取りを行うところが多いためネイルを禁止しているところが多い。

 

清掃スタッフ

 

指定の制服を着用します。浴槽内に入る事もあるため、動きやすいタイプのものが多い。Tシャツに少し裾が短いズボンと前掛けをするなどこちらもお店によって様々です。

 

 

 

【スーパー銭湯スタッフ具体的な仕事内容】モデルケース

 

ここで実際に筆者のお店での業務内容を解説いたします。レジの使い方や入館案内に最初は戸惑うことになるかと思いますが、業務自体は1週間もあれば覚えられるものなので、難しく考える必要はありませんよ!

 

受付スタッフ

 

24時間営業の温浴施設であると、朝方は当日の入館受付業務と仮眠室などで宿泊された方のチェックアウトを行います。入退館の手続きでロッカーキーを渡す店舗の具体的な入館の導線を見てみましょう。

 

 

ロッカーキー管理の店舗の入退館受付方法

 

下足ロッカーに靴を入れたお客様が下足キーをフロントへ提出

フロントにあるロッカーキーのバーコードをレジにスキャンし館内で注文が取れる設定にしお客様へ手渡す。その際に、入館プランを伺って入館料を頂く。ロッカーキーの番号でお客様を管理する目的があり、在館中のお客様の利用状況などがわかる一面もあります。入館料を頂いた後、浴衣やバスタオルのセットなどを手渡す。

下足キーを預かる店舗は退館時にすぐお返しできるようロッカキーの番号と紐付けて管理する

精算時にはフロントに提出されたロッカーキーをレジでスキャンするだけで総額がでる(利用がない場合は0円と表示)ので、お会計を行いロッカーキーと引き換えに下足キーをお返しする。

お客様退館

 

筆者
券売機や最新のシステムを使わないお店は今でも多く、こうした少しアナログな受付方法をとる店舗は他にもありますよ。

入館の際になぜ下駄箱の鍵を預かるのかというと、こうした後精算のお店では食い逃げやカウンターの素通りを防ぐ目的があります。

 

 

券売機式の店舗

 

入館券をフロントに提出

内容を確認しバスタオルや浴衣などプラン沿ったものをお渡しする

お客様はそのまま退館

 

 

あくまでも店舗により異なりはありますが形式によって、労力が大分違うことにお分かりになると思います。

 

フロント業務はピークの時間帯以外は手が空くため、その際にタオルを折りたたんだり、新規会員のお客様の情報をパソコンに打ち込んだりと簡単な事務作業を行います。

 

 

また、店舗によってはコンサートの受付やビンゴ大会など、定期的なイベントを開催しているところもあるので、そうした所は予約の受付やビンゴカードの販売などを担当します。

 

 

その他の仕事内容

 

フロントスタッフが真っ先に覚えることは受付対応となりますが、時間帯によっては手が空くことも多いので、その際に他の業務をすることもあります。筆者の店舗で言うと以下のような事をしています。

 

レジ点検

 

レジを使った店舗では、定刻にレジの売上と実際の金銭が合っているかを確認する点検業務を行ないます。現在までの総売上をレジから出し、記載されている金額で正しいかレジ内の金銭を手作業で数えます。

 

館内放送

 

チェックアウトの時間を過ぎているお客様の呼び出しや、イベント情報などを放送します。

 

予約受付

 

大衆演劇やコンサートなどを開催しているお店では、フロントや電話にて予約対応をします。自店舗含め、様々な店舗にお伺いしたことのある筆者ですが、大体のところは紙ベースでの予約管理になるので、ダブルブッキングや予約の記載漏れに十分注意しましょう。

 

館内案内

 

館内に様々な施設を併設している規模の大きい店舗などでは、新規のお客様が来館されると館内マップや各フロアの利用方法を丁寧に解説するところもあります。そのため、フロント業務ではまず自分自身が館内をしっかりと把握していることが大切

 

浴室清掃スタッフの具体的な仕事内容

 

大浴場清掃

 

営業時間外に大浴場の清掃を行います。規模が大きいところであると中々大変です。基本的には労力の掛る作業なので複数人で行います。

 

主な作業を挙げると、タイルの床磨き、サウナマットの設置、椅子や桶の設置、シャンプーやリンス、綿棒といった備品類の補充を行います。余談ですが浴場の湯は循環式の所が多く湯の入れ替え週に1度ほどの所が多い。

 

リネン関係の準備

 

納品業者から届いたタオルや浴衣をお客様にすぐお出しできる状態にします。タオルは折りたたんで、浴衣は温泉バッグに詰めてなどの作業

 

 

館内清掃

 

ゴミ拾いや営業時間内に行ないづらい受付周りなどを行ないます。

 

温度管理

 

各浴槽の水温が適切であるか定期的に確認をします。ボイラーが異常を起こしたり、従業員の設定ミスによって温度が変わることがあるためこまめなチェックが必要

 

ロッカー点検

 

お客様の使用後のロッカー内の点検と簡単な清掃を行います。忘れ物が多いので、お店指定の管理場所で保管をします。

 

脱衣所の清掃

 

脱衣所は放置しておくとすぐに床が濡れます。あまりにも酷いとくつしたなどが濡れてクレームの発生原因となるため、営業時間内でも定期的にモップがけなどを行ない清潔な空間を保つようにします。

 

浴場内点検

 

多くのお客様が利用すると桶やカミソリなどのアメニティが散乱していることがあります。定期的に浴場内に入りそうした備品類を整頓したりサウナマットなどを交換します。

 

 

スタッフ体験談と投稿された評判

 

41歳女性 フロントスタッフ
パートとして入社をして5年目になります。私の勤めているところは温泉だけでなく、ホテルや演劇会場などを併設しているので、時期によってはかなり大変です。

特に演劇の方で、人気の劇団が公演を行う場合などは、入浴で利用されるお客様よりも遥かに多い観劇目当てのお客様が来館をしフロントが一時的に機能しなくなることもしばしばあります。

それだけ大変なときもありますが、日々来館される常連のお客様に「ありがとう」と言われるとやっていてよかったな思う一面も。

私の職場のフロントは正社員以外が全員女性でみんなの仲も良くフォローし合いながら業務ができているので、現状の業務には満足しています。


21歳女性 フロントスタッフ
大学終わりの夜勤スタッフとして働いています。前職では居酒屋をしていましたが、お客様の客層が全く違うことにびっくり。

居酒屋時代はクレーム対応などもあり接客でかなり疲れる部分があったのですが、ここでは落ち着いた接客ができています。体感的にですが、客層の良さから初めてアルバイトをされる方や長く勤めたいパートの方に向いているかもしれません。

ただ私の場合、研修期間中は館内のプランやサービスを覚えることに苦労しました。フロントにいると館内について色々なことを聞かれるので、全体の情報やサービスをしっかりと把握しておくことが大切だと感じています。


22歳男性 清掃スタッフ
大浴場の温度チェック、清掃、入館者へ渡すタオルと浴衣のセットを作ることをメインの業務として行っています。

私が勤める施設は温泉だけでなく、飲食店やマッサージ施設、コンサートホールなど、様々なサービスが複合しているので館内が広く清掃は少ない人数だと結構大変です。

フロントスタッフは若い女性が多いですが、私のいるリネンや清掃の部署は年配の女性が大半なので、同世代で一緒に頑張りたいという方には従業員の年代とかが事前にわかると働きやすいかもしれませんね。

浴場点検をしていると酒を飲んでひどく酔った方が利用しているのを目にしますが、そうした方は危ないので浴場からでるよう声掛けをします。相手は酔っているので、押し問答になることもまれにあり、そうした時は正社員を呼んで対応してもらっています。

清掃業務は人とあまり関わらずそれぞれが単独で仕事をすることが多いので。集中して仕事をしたい人にはおすすめかもしれません。

 

業界バイトの良い点(意見抜粋)

 

  • 終業後の大浴場利用が無料・割引のところ多し
  • 飲食施設があるところではまかないがでるところも
  • 清掃の場合、日常でも役立つスキルが学べることも
  • 将来に生かせる接客の基礎が自然に学べる

 

残念だったところ(意見抜粋)

 

  • フロント業務は基本的に立ち仕事
  • がっつり稼げる職ではない
  • 日によっては汚物処理などの大変な清掃作業も

 

 

総評

 

 

温泉施設スタッフは初めてのアルバイトでも安心して取り組める環境があります。業務内容自体はフロントも清掃も難しいものではなく、1週間もすれば他のスタッフと同様に通常の業務をこなせるようになるでしょう。

 

館内設備をしっかりと理解していれば、お客様に説明する際も迷うことなく対応ができます。温泉施設独特の時間がゆったりと流れるように感じる空間で、お客様をおもてなししましょう。

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