昨今では髪を染めていない人の方が珍しくなりつつありますが、アルバイト求人も昔と比べて大分様変わりをしてきており、身だしなみの厳しいと言われる飲食業界でも髪型髪色・ピアス・ネイル自由を掲げている所が多くなってきていますよね。
しかし、そこで思うのが「自由」と書いてあるけど実際どこまでの範囲を指しているのかという部分。今回はそんな髪色やピアスネイルなどおしゃれを楽しみながら働きたい人に向けて、詳しい基準を各店舗担当者に確認して記事にしているので参考にしてみてください!
目次
最初から結論となりますが、自由と書きながらも「何でもしていい」というわけではないことです。
キーワードは「常識の範囲内」であり、これに漏れない範囲で自由にしていいという意味合いで記載しているという回答が最も多かったです。肝心の「常識の範囲内」についても回答が異なっているのでややこしいのですが、NGラインを分けると以下のような部分が当てはまります。
飲食業についての「髪色自由」は金髪にしてもOKな所があれば、明るめの茶髪までを指しているところもあります。そのため自由と記載されているなら10トーンまでにしておけば高確率で指摘を受けることがなさそうです。
ただし、青や赤などの寒暖色系の色合いは食欲を減退させるカラーになるので自由と謳っている多くの飲食店でNGと言われていたり、寿司や会席と言った和食店の多くはブランドイメージを崩しかねない理由として大半が認めないという結果でした。
反対に居酒屋業界については許容範囲が通常のレストランや飲食店と比べて寛大な傾向にあるので身だしなみの自由を重視するのであれば居酒屋が狙い目と言えます。
ピアスは片側一つづつ粒型の物などルールが決まっていることが大半です。自由と言っている中でもリング型やぶら下がるタイプの物は目立ちすぎるという理由で外してもらうという意見が大半でした。
そのため、ピアスについてはプライベートとの間で着脱の手間などもあり「穴が塞がらない程度」に考えておくとよいかもしれません。
ネイルについては可という店舗があっても原色のマニキュアまでというルールを設けているところが多く、スカルプや派手な色合いのジェルネイルをしている場合は高確率でアウトになるので飲食業については手先のおしゃれはあまり期待しない方がよいでしょう。
このピアスやネイルについても居酒屋業界の方が寛容な傾向にあります。
ヒゲについてはカジュアルな業態となっているバーや居酒屋などに多いですが、【ヒゲ可】となっているところであれば基本的に自由です。過度に長すぎたり、よほどの無精髭ということでなければ明確な規定を設けている所は今回の調査でありませんでした。
飲食店のアルバイトではお客様の対応を行うホールスタッフと店内メニューの調理を行うキッチンスタッフに分かれますが、身だしなみの自由度が高いのはキッチンスタッフです。
キッチンはお客様から見えないところで働くため髪色についてはホールよりも緩いところが多く、ピアスも落ちないようになっていればいいわけですからね。
また、ネイルについても爪先が尖ったりしていないタイプであれば手袋を着用することで許可しているところも確認できています。反対にホールはお客様から常に見られていながらの仕事になるので、ネイルや髪色については厳しい傾向にあります。
自由と言いつつ制限があったりする飲食業界ですが、本当に自由な社風で働けるお店もあります!身だしなみ重視だけど飲食店で働きたいという人は以下のお店がおすすめです!
いざこいの愛称で知られる人気居酒屋チェーン!レトロで遊び心ある店内ではスタッフも超絶フレンドリーな対応で接客にもうるさくない正に色々な部分が自由なバイト先です。
名物の黒おでんをはじめとする昭和チックな大衆酒場かぶら屋も細かいマニュアルがないスタッフ一人一人の個性を大切にしてくれる素敵な職場です。
髪型髪色やピアスが自由なことはもちろんですが、かぶら屋では支給されるTシャツ以外は服装までもが自由というかなりフリーダムな感じで若いスタッフがどの店舗もかなり多く、派手な髪色をしていてもOKなので音楽や芸能など夢を追ながら働くこともできる環境です!
女性お一人様でも通いやすいカジュアルな雰囲気の洋風ダイニングペコリもおしゃれを楽しみながら働くことができるおすすめのお店です。
店内はどの店舗もとにかくおしゃれなので、女性でも働きやすくイタリアンをベースにしているのでまかないも魅力的と言えるでしょう。自分らしく働きたいという方にとってはおすすめができるお店で、お客様とも距離感が近い接客が楽しめるお店です!
髪型髪色・ピアス・ネイル・ヒゲがオールOKな飲食業は居酒屋が多く、大手レストランチェーンなどは大半がネイルを禁止しているという結果でした。身だしなみの厳しさをレベル別に分けると
髪型髪色<ピアス<ヒゲ<ネイル
となっており、飲食業では手先のおしゃれが一番難しいと言えそうです。なので、髪型やピアスだけであれば飲食でも働けるところは多いのですが、ネイルまでとなるとアパレルなどの販売職を検討する方が良いかもしれませんね。
ちなみに今回の調査でチェーンよりも比較的個人店の方が身だしなみに関してはネイルも含めて自由にできるなどオールOKの店舗を複数確認しているので、おしゃれ重視なら個人店を中心に探す方がおすすめです。
ビジネスマナーで言えば髪色は7トーンまでに抑えることが広く認識されています。言い換えれば確実に指摘を受けないレベルでもあるので、まずはこの基準を頭に入れておきましょう!