学生時代は何かと学業に部活、そしてアルバイトと忙しい一日を送ることになるのですが、多くの人達は学生時代にどんなバイトライフを送り、どのくらい稼いでいるのか気になりませんか?
そこで、今回は当サイトで学生のアルバイト平均月収アンケートを行い、またその金額に至った事情を調査致しました。調査をしていると、月収が30万を越える猛者も意外とおり、それぞれの方々がしっかり考えを持って行動しているのがわかります。
また、ここで各月収別の人達がどのようなバイトスケジュールによって、その月収を稼いでいるのかも公開しましょう。
反対に月収が安い人でも意図的に仕事を抑えていたりと・・・学生時代は様々な選択肢ができるのも特徴ですよね。あなたも一度しかない学生生活で後悔をしないようにバイトという働き方についてしっかり検討をしてアルバイトを選んでみてはいかがでしょうか?
目次
有効回答100名 クラウドソージングサイト「シュフティ」にてアンケート調査を実施
まず上記のグラフは、今回調査をした「学生時代の平均バイト月収アンケート」です。月収は1万円~30万以上と、上下の幅がすごいので一概に「バイトはいくら稼げれば充分」ということではないのがわかりますね。
それでも、今回アンケートを取った人達に「なぜその金額なのか?」を尋ねると、それぞれ事情とどんな仕事をしているのかが見えてきます。
全体的に見るとアルバイトをしていない人の割合は3%とても少ないものでした。そして、バイトをしない人の大半は「全寮制の部活をしていた」や「お小遣いがもらえた」などお金を稼ぐ時間がない、もしくは稼ぐ必要性がない方などが多い傾向に。
そして中には、「一流企業へ就職をするために学業に集中」といった物凄い上昇志向の方までいました。今回の結果を踏まえると、バイトをしない人はそれ相応の目的があることがわかります。
全体の32%。実家暮らしなどの学生であれば、過度な遊びをしない限り不自由なく生活することも可能な月収と言えそうですが、今回の結果では、この金額に意図的に抑えてるという意見も多く見られました。
バイトの月収は、その人が何を優先して学生生活を送っているのかによって変わる典型的な意見などもあり、なかには「なるほど~」と思うような回答も!
《居酒屋勤務》
時給900円
平均シフト週2日5h
月収約36000円
《アパレルショップ勤務》
時給850円
平均シフト週3日4h
月収約40800円
《飲食店ホールスタッフ》
時給830円
平均シフト週1日土曜のみ8h
月収約27000円
今回の調査で全体の半数以上の54%と一番多い比率となったのがこの範囲の人達です。
ある程度、好きなことをやれて体力的な負担も少ないシフトを組むことができるという意見が多く、学業の両立とバランスが良い配分になっているのかもしれません。
一般的なアルバイトであれば、週3~4日の短時間労働でも達成できる金額でもありますからね。もしこれから自分の学生生活におけるライフプランを考えているのであれば、アルバイトはここくらいからスタートさせてみてはいかがでしょうか?
《飲食店勤務》
時給900円
平均シフト週5日4h
月収約72000円
《IT企業アシスタント》
時給1050円
平均シフト週4日5h
月収約84000円
《パチンコ店》
時給1200円
平均シフト週4日平均5h
月収約100000円
ちなみに所得に対して税金が掛かるラインも年収にして103万(所得税)ですが、学生アルバイトであれば「勤労学生控除」という制度が適用されるので、130万までは所得税が掛からないようになっています。
この範囲は今回の調査では全体の10%となりましたが、このクラスを稼ぐには高時給のバイトをするか、プライベートの多くを犠牲にしてフルタイムで働く気持ちがあるていど必要になります。
また、細かい部分を言うとこのあたりから所得税などの税金が掛かってくる分、「どうせ越えてしまったのだからがっつり稼がねば!」という思考の人も多くいることがわかりました。
《居酒屋ホールスタッフ》
時給950円
平均シフト週5日5h(土日は8h)
月収約15万円
《飲食店・テレアポ》
時給950円 時給1100円
平日週3日4h 土日8h
月収約160000円
《24時間営業スーパーレジスタッフ》
時給830円(深夜手当別途有り)
平均シフト週6日平均7h
月収約160000円
なんと今回の調査では、20~30万の範囲が0名でありますが、月収30万以上の猛者が1名おりました。全体の1%ながらも絶対王者の収入を成し遂げているA氏のスケジュールを聞くとこれまた驚きの結果が!?
見ただけで、鬼のスケジュールとわかりますね・・・。もちろん、日によって睡眠時間を確保するためにどこかの仕事を削ってたりして対応をしているとのことですが、基本的に毎日コレを続け1週間せっせと働くことでやっと月収30万に届くそうです。
稼ぐポイントとしては、まずメインのバイトは絶対に高時給であること(パチンコ店)。そして、深夜に働く案件は少しでも負担が少ない業務であることだそうです。
ちなみに深夜のこの仕事は、大手企業の24時間対応サポートセンターで、電話によるお客様の問い合わせ対応を行うそうです。実際に24時間と言っても深夜に電話が来ることはほとんどないで体力的な消耗はないことが救いだそう。
また、休日に関しては主に報酬が高め単発の派遣バイトに応募をして日当を稼いでいるようです。仕事内容を確認してその後のパチンコ店に出勤できると判断すれば前月にだすシフトで出勤にするそうで、ここまで働き続けているのに学業をおろそかにしていないのはさすがだと感じます。
人によっては夜の仕事で稼ぐという方法もありますが、いずれにしてもアルバイトで大きな金額を稼ぐには何かを犠牲にしないといけないことがわかりますね。
ライフスタイルは人それぞれですが、今回の記事でバイトをどのくらい入れようかなぁ~と迷っている方に役立てて貰えれば幸いです。ただし、学生はあくまでも学業を最優先で行動するようにしましょう!
高い学費を払って学んでいるのに、いつまにか学校よりもバイトを優先しているようになるとそれこそ本末転倒です。そんなことで、今回の結果を基に考えると自分に無理のない範囲でアルバイト行うのが適切なのかもしれません。