UGG(アグ)はカリフォルニアで生まれたグローバルファッションブランドです。機能性とデザインの両面を備えたシープスキン(ムートン)ブーツが爆発的な人気となり日本はもちろん世界的にも認知度の高いUGGですが、国内においても店舗数が多いことからここで働きたいという人も多いのではないでしょうか?
今回はUGGに派遣スタッフとして勤務歴があるRさんにお話を伺い、そこでの仕事や待遇、身だしなみなど働く前に知りたい各種情報のインタビューを行い記事にしています。また、経験者用口コミ評判掲示板もページ下記に開設しているので是非参考にしてみてください。
当記事はRさん監修のもと掲載しておりますが、応募時期・店舗・応募派遣会社によって内容が異なる可能性もあります。詳細は勤め先へご確認ください。
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土日を含めた週5日出勤・7時間半の実働でした。お休みに関しては基本平日となりますが、外せない用事があるときなどは事前に伝えれば土日でも休ませてくれます。私はレギュラー勤務として働いていましたが、UGGに関して言えば繁忙期が冬になるのでその時期に短期スタッフさんの募集をしているところもあります。職場は圧倒的に女性が多かったのですが、男性スタッフも一部いました。
私のケースで言えば、まず派遣会社側でアパレルの商品知識や接客の研修を何度か受けてから働いていました。基本的な業務はブランドに関わらず同じなので、アパレル未経験者であれば受けておくと初日からお仕事がしやすいはずです。
そして、店舗へ配属になったときにはまずスタッフさん達に自己紹介を行いながらバックヤードや商品の位置などお店の説明がありました。
接客についてもUGGのムートンブーツやアクセサリーについての特徴を教えて貰ったりしていたのでそれをお客様のご案内に活かしていました。最初はバックストック業務やレジなど戸惑う部分もありますが、常にスタッフが複数名いるのでその都度聞いていけば大丈夫です。
業務については接客をメインに、ストック整理、レジ会計、ストア内の清掃があります。ムートンブーツだけではなく、キャップやバッグなどの取り扱いもあるので包括的な知識を必要としますが、接客をしていて特に多いのがシューズのサイズ感や在庫確認についての質問です。
ちなみに一般的なファッションを売るアパレルと違ってコーディネイトに関する相談は少ないと思いますが、購入を悩んでいるお客様に対してはニーズを引き出してみたり、羊毛と羊皮を100%使用しているなどUGGの特徴と魅力をしっかり説明して納得のもとで購買に繋げる案内を目指します。
業務の大半が接客とストック整理の時間となっていましたが、季節に応じてディプレイ変更を社員さんと一緒に行ったり派遣でも社員さんと大きくは変わらない業務をしていました。
私は年間を通して働いたのですが、時期によって忙しさの波が全然違います。想像できるかと思いますが、ムートンブーツが主力になるため一番の繁忙期は冬で連休時などには常にお客様の対応をしているということがしばしばあります。反対に夏のシーズンなどはサンダルやシューズの取り扱いこそありますが、冬ほど客入りが良いわけではないので暇疲れすることもありました。また、最近ではネットで手軽に購入ができることもありオフシーズンはその傾向が更に加速しているかもしれません。
派遣・社員関わらず全体が良い人間関係の中で仕事ができたことです。お店のレイアウトを決めるときも派遣である自分の意見を反映させてくれたり、一緒にみんなでランチを取ったりと仕事以外の部分でも働いていてよかったと思える点がありました。また、接客についても基本こそありますが会社が指定する接客方法というのはないのでそれぞれが個性を発揮しやすく、成功体験をみんな共有するなど全体が底上げされるような運営となっていたのも私には向いていました。
チーム目標の存在はありますが、UGGではお客様の満足度を第一に掲げているので個人ノルマが存在しません。これは私がお店に入った時も言われたことなのですが購入を前提とした無理におすすめする案内よりも、UGGの魅力や特徴を正しくお客様に伝えて納得の上で自発的に購入してもらうおうという方針であったため、数字に対するプレッシャーを感じることなくスタッフは働けていました。残業については繁忙時にストックが終わっていない時などに何度か経験があります。常態化もしていなければ、残業代の支給もあるので特に不満はありませんでした。
派遣として基本の時給が高いことも魅力ですが有給や社保など一般的な待遇も揃っていて、社割は50%OFFで商品を購入できるなどお得感があります。また、派遣会社側の福利厚生で全国各地の提携ホテルや飲食店が割引利用できたりもしていました。
身だしなみについては私服勤務OKなので、デニムにシャツを合わせたカジュアルなスタイルなどいくつかコーデをローテーションしていました。また、一番の販促商品であるシューズについて、私の時は自分が売ってみたいと思うシューズを会社が支給してくれたので金銭的な負担なく実務に取り組める点が良かったです。髪型髪色、ネイル、ピアスなどについてもブランドイメージとかけ離れない限り基本的に自由なので自身がおしゃれをしながら仕事に取り組めます。
派遣会社が出しているUGGの求人に応募しました。登録後にまずは派遣会社の担当者と職歴や資格などのチェックをして、事前にアパレル研修や接客研修を受けてからUGGを紹介してもらいました。
お店の方との面談は派遣会社担当者同席のもとで行われ、そこで勤務条件や待遇、お店での決まり、なぜUGG選んでくれたのかなど複数のお話をして最後に採用を頂く流れでした。UGGを選んだ理由については自身もよく履いていることに加えてお客様に魅力を伝えやすいと感じたからという回答をしたと思います。