gucci(グッチ)はイタリアフィレンツェで創業され、国内にも多くの店舗数を誇るブランドショップです。
知名度の高いハイブランドで国内でも男女問わず抜群の人気を誇るグッチですが、店舗では多くの派遣スタッフが活躍している環境でもあります。
アパレルブランドの中でもグッチはそのステータスの高さからそこで働きたいという人が多い職場ですが、今回は派遣スタッフとして店舗勤務を行ったMさんに、そこでの仕事内容や待遇、正社員を目指せる環境なのかなど働く前に気になる情報の話を伺いました。
グッチで働くにはセールスアソシエイト(販売スタッフ)やストアマネジメント(管理スタッフ)としての正社員応募をする、もしくは派遣スタッフ(バイト)として店舗で販売スタッフとして働くことになります。
シフトについてはどちらもフルタイムでの勤務となりますが、Mさんの店舗では派遣スタッフとして働いている人も多かったそうです。
また、派遣からステップアップで正社員を目指せるのかというと、これは可能で実際に派遣から正社員になったスタッフも同じ店舗で働いていたということでした。
派遣の応募であれば店舗での販売スタッフとして、お客様の接客対応や商品の品出しなど他のブランドショップと同じような業務を行うことになります。
主な業務は、接客販売、商品ラッピング、在庫備品等の管理、会計業務になりますが、Mさんいわくグッチではハイブランドとして利用されるお客様も富裕層の方が多いことから、高品質の接客対応やマナーを常に心がけていることが大切だそうです。
ただ、グッチでは研修が充実しているので、一般的なアパレル経験者であればワンランク上の接客対応を身につけることは意欲さえあればそれほど難しいことではないともMさんは語っていました。
また、その他にもダイレクトメールの作成や外国語を習得している方であれば、外国人のお客様の接客をすることもあります。多いのはやはり英語と中国語のようで、それらの言語ができる方は採用の際に大きなアピールポイントにもつながるようです。
派遣スタッフとして勤めたMさんによると、グッチ商品が安く買える社割制度は正社員にあっても自分自身にはなかったそうです。
また、Mさんの登録した派遣会社では交通費の支給や昇給などもなかったようですが、そのぶん時給1500円スタートであったことに加え制服の貸与などがあったようですね。
※待遇については登録する派遣会社によって異なります。必ず登録先へ確認しましょう。
ハイブランドに相応しいイメージを崩さないよう、派手なメイクや華美なネイルは禁止されています。髪色については、茶髪ぐらいであれば問題ありませんが、毛先が乱れていたりまとまりないの髪をしているときは結ぶように言われたりと厳しい職場でもあるようです。
派遣スタッフとして応募をする場合は、まず派遣会社の担当にグッチの求人を紹介して貰うことになりますが、ここでの面談ではアパレルや接客業経験についての有無を聞かれたそうです。
Mさんによると、グッチは比較的即戦力を求めているようで、完全未経験からだと厳しい職場かもしれないということでした。
実際に、グッチの案件を紹介して貰ったあとは、店舗担当者との面談を行ったそうですが、そこでも「お店のルールをしっかり守ってもらいます。」、「誇りを持って業務に取り組めますか」など、高いレベルの質問をいくつかされていたようですね。