Dior(パルファン・クリスチャン・ディオール)はフランスのファッションデザイナーであるディオールが創設したブランドであり、現在はファッションやコスメなど幅広い商品展開をしているハイブランドです。
コスメについては、黒を基調としたハイブランドらしい高級感漂う店内にコンセプトである「エレガントな女性をより美しく」に相応しいコスメ用品が充実しています。
特に百貨店には必ずと言って良いほど出店している人気ブランドでもありますが、今回はそんなディオールに派遣美容部員として勤務経験があるKさんにお話を伺い、働く前に知っておきたい情報を記事にしました。
また、投稿掲示板も下記に開設しているので、これから美容部員の世界へ入ることを考えている方は是非参考にしてみてください。
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美容部員(ビューティスト)として働く場合は、基本的に週休2日制のフルタイムとして働くことになります。ディオールではハイブランドでありながら、美容学校卒業者だけでなく、コスメ・美容業界未経験者も歓迎してくれるブランドになるので、自身のやる気と向上心さえあれば入社ができます。
Kさん自身も初めての美容部員がこのDiorだったそうで、Kさんの時は入社後にすぐ実務がこなせるよう事前に派遣会社側が主催するトレーニングに参加をしてから入社をしたとのことでした。
各派遣会社の求人を集計すると、おおよそ1300~1500円になりますが、経験によって時給等は変動します。ただ、フルタイムでこの時給なので、月収にすると約20~25万円と収入面で見ても魅力的に感じる求人かもしれませんね。
残業については、時期によっては多少あったそうです。それでも月に5時間程度でそこまで気にするほどではなかったとも。
主な業務は販売になるのでお客様の接客対応になりますが、細かく分けると以下のような業務を行います。
大切はどれだけ美容に対する知識やメイク術を持っているかという部分ですが、こうした知識は一日で覚えられるものではないので焦らずコツコツと学んでいく姿勢が大切です。
また、新商品の入れ替わりもよくあるため、その都度パンフレット等を事前確認してお客様へのセールスポイントを頭にまとめていたそうですよ。
特にディオールを愛用するお客様の中には時に美容部員よりも深い知識や愛を持って来店される方もいるので、生半可ではないプロとして本物の知識と技術を身につけることが大切と言えます。
ただ、未経験からこの話を聞いてしまうと少し不安に感じてしまうかもしれませんが、Kさんの時は派遣会社側の研修に加えて、ディオール側でも7日間の新人研修でみっちり商品知識や接客応対の仕方を学べたそうなので、ディオールは未経験歓迎をうたっているだけあって0からの新人育成にも力を入れているようです。
髪についてはサイドに流すか後ろにまとめて整えるようにします。また、髪色についてですがディオールは黒が店舗カラーとなっているので、それに近い色が理想となります。
ただ、Kさんいわく完璧な黒ではなく茶髪ぐらいであっても問題がないそうです。
ネイルについては、ヌードカラーもしくは黒が推奨となりますが、スカルプや爪先が尖ったものは業務に支障がでるため基本的にNGとなるそうです。
Kさんの職場は社割で製品を割引価格で購入できたと語っていました。また、交通費や長期勤務に必須とも言える社会保険制度などの待遇について完備されていたそうです。
そして、気になるノルマの部分ですが、派遣として働くKさんに個人ノルマはありませんでしたが、全体目標という形でチームで追う数字は存在するようです。ただし、数字を達成できなかったからと言って減給処分や罰則があるわけではありません。
この部分はKさんの主観になりますが、数字に対してガツガツするというよりも商品の特性や魅力を正しく伝えてお客様に満足をしてもらうこと第一に考えた上で数字を追うという姿勢を全体で目指していたそうです。
ディオールはアルバイトという形態ではなく、基本的に派遣か正社員としての応募になるので、派遣の場合は面接ではなく面談形式になります。
Kさんのケースでは、まず派遣会社側の担当者にディオールでの就業希望を伝えたあと、細かい部分の条件や労働形態を確認した後に店舗を紹介して貰い面談を行ったそうです。
その面談では、シフトや店内ルールや研修を含めたスケジュールの確認、そして「なぜディオールなのか?」や「新しいことを日々学んでいく気持ちはあるか?」など、仕事に対する意欲や志望動機に近いものを確認されたそうなので、こうした部分は事前に言葉として用意しておくと良いかもしれませんね。