働く可能性を1%でも上げるために意外と多くの人が行っている「バイトの同時応募」ですが、その際に両社から採用を伝えられた時にはどのように対処をしていけば良いのでしょうか?
今回はそんな自分が働くためにやっていることだけど、会社には少し申し訳ないような気もする同時応募の進め方について解説をしていきます。
目次
ある:66%
ない:34%
クラウドソージングサイトにてアルバイト経験者100人を対象にアンケートを実施
当記事をご覧の方の中で、もしかすると「同時応募は会社にとって迷惑なことなのかな・・・?」と思っている人もいるかもしれませんが、これは全然悪いことではありません。
むしろ会社側の立場でも、応募者は選別されているわけであり、採用の通知を受け取った段階では正式な「契約」を結んでいないためでもありますからね。
バイト応募に関しては、自分の生活に直結することでもありますから、この部分は自分を第一に考えるようにしましょう。ただし、その中でも採用が重複してしまった時で、断る側の企業には感謝の念を持って辞退の意思を伝えることも大切です。
パートアルバイトの同時応募であると、正社員と比べて採用難易度が低いことから、複数社で採用通知を受けたという人が今回のアンケートで多いこともわかりました。
その際の断り方としてはどのような方法や言い回しが適切なのか?ケース別の内容をまとめると以下となります。
電話を取った時、もしくは即日に折り返しをして辞退の意思を伝えましょう。
ちなみに断りのしやすさはこのケースが最も双方の負担なく終えられるものであるので、本命のバイト先は最速に面接などを済ませるようにすることで、断りもしやすいスケジュールの組み方ができます。
ちなみに断りは即日であればメールでも特に失礼にあたるものではないので、対応したくない場合は文書で伝えるようにしましょう。
≪断り例≫
この度は採用通知を頂きましてありがとうございました。ただ、誠に申し訳ないのですが、今回もう一つのアルバイト先で採用が決まりましたため、今回の採用を辞退させて頂きます。時間掛けて頂いたにも関わらず、ご期待に沿えないことをこの場を借りてお詫びいたします。(それでは失礼します。)
いわゆる保険で受けていた方から先に採用通知を言われてしまい悩んでしまうパターンです。
このケースに関しても、「保留にしてほしい」と正直に言う事がベストですが、採用担当によっては気分を害してしまう可能性もあることは事実です。
そんなケースに遭遇してしまった方のアンケート回答の中にはどうしても本命が落ちた時の為に残しておきたい言い訳として、「身内で不幸があり少し待ってほしい」などの急なトラブルを演出して乗り切ったという体験談もありました。
お店側からすれば、確認の取りようがないので有効と言えば有効かもしれません。
≪断り例A≫
ご連絡を頂きましてありがとうございます。誠に恐縮ではございますが、返答を〇日にさせて頂く形でも大丈夫でしょうか?実はもう1社の面接を受けて採用通知をもらっているのですが、そちらの状況も含めてしばし検討をさせて頂きたいと考えております。
≪断り例B≫
ご連絡を頂きましてありがとうございます。ただ誠に申し訳ないのですが、先日家族間でトラブルが起きてしまった為にすぐに働くということは現状で難しい状況です。必ずお返事を致しますので、回答を〇日まで待っていただく事は可能でしょうか?ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いします。
確実にそして1日でも早く仕事をするために行なう同時応募ですが、実際に行なうと苦労をする点も意外と多いようです。ここでは経験者が感じた苦労や失敗談についてみてみましょう。
スケジュール管理が難しいことや面接で聞かれた時にボロが出そうになると言った意見が多めでした。再確認ですが、採用待ちでお店も待たせることがないように本命の面接が1番に受けれるように応募をしましょう!
早く仕事はしたいけど、面接で怒られるかもしれないから何かやだな~と思うかもしれませんが、同時応募は時間の効率という面で優れています。改めてメリットを見てみましょう。
何事においてもそうですが、一度にまとめて作業をした方が時間効率が良いです。履歴書に関しても一度書いてしまえば、後は複数枚をコピーするように書き写すだけで済むので個別に作成するよりもスピーディーに動くことができます。
求人は時間が経つと、掲載期限や定員に達することで消滅しますが、同時応募であれば常に最速で動けるので「落ちた後に応募しようとしたのに・・・」というような事を防げます。
バイト選びは長きに渡って続けるものだからこそ、自分の考えを最優先で行動することが大切です。
もちろん、場合によっては企業に迷惑を掛けてしまうこともあるわけですが、ちゃんとした段取りを組んで正直な意見を述べれば悪いことでもありません。
ちなみに企業側からしても、同時応募者というのは意外と多い事を理解したうえで募集をしているので、深く考え込まないよう積極的な活動を心がけましょう!