ピザやお寿司など、家庭にお店の料理を届けるデリバリーアルバイトですが、具体的な一日の業務内容はどのようなことをするのでしょうか?そしてデリバリーの中でもおすすめのバイトは!?
今回は各デリバリーバイトを経験したハケントバイトライター達の意見を元に、未経験者でこれから応募を検討している方向けに、この業界について上記の内容やメリット、デメリットを踏まえた詳細解説を致します!
目次
稼げる度 | 都心部相場 | 地方相場 |
---|---|---|
★★★ | 約1000~1200円 | 約900~1100円 |
アルバイトの中でも時給は高めの部類に入ります。まず、応募条件として原付免許を所持していることや、混雑時に時間に追われる大変さがこの仕事にはあることから時給は高めの設定となっているようです。
この部分は業種によって多少変わりますが、基本的にごはんどきの時間帯には常にデリバリーに回ることになります。
なぜなら、この業界は料理を作るよりも配達に時間が掛かるので、忙しい時には配達を終えて戻ると、すぐに次の料理が準備されています。ピーク時は常に外でデリバリーをしていると思いましょう。
ちなみにピーク時間以外は基本的に穏やかです。特に14~17時頃までの時間帯は暇になりやすく、時間が余る場合は他の作業を行います。(後述)
それでは、メイン業務の他にこのアルバイトがどのような仕事を行うのかを解説いたします。
お店の商品を知ってもらうべく折り込みチラシを周辺エリアに投函していきます。このポスティング作業はアルバイトが主に行う業務となり、筆者のお店ではマーカーで囲まれた配達エリアの地図を渡されて、そこにある家やマンションを一軒一軒回りチラシを投函していく作業を任されていました。
ちなみになぜポスティングを自社でするのかというと、配達の範囲が狭いので代行業者に任せるよりもアルバイトにさせる方が安上がりで済むというお店側の事情もあるからですね。
ただ、ポスティングは基本一人で行うため、監視をされることもなく気楽にできますよ。そのため、当サイトライター達はおおむね楽しい業務であるという意見が多数です。
たまに住民とばったり遭遇してしまうこともありますが、その時は「○○のクーポンチラシになります。よかったらご覧になって頂けますか?」と声を掛けて手渡しでチラシを渡していました。対応さえ丁寧なら特にクレームが発生することはありません。
注文の予約を受けます。筆者のお店では電話で伺った内容を、時間ごとに分かれたスケジュール(配達表)に時間・料理・住所・電話番号・名前を記載したカードを貼り付けていき、それぞれの時間にどのくらいの予約が入っているのかをまとめていました。
電話で気をつけることは予約のブッキングをさせない事や、予約が混み合ってしまって物理的に配達が無理な時間帯には、はっきりできないと伝えることです。
筆者は過去に、人手が足りない中で注文を取り過ぎてしまいスタッフからの叱責、そして遅れてしまったことでお客様からも厳しくクレームを頂くことを経験しているので、思いの外電話予約は慎重に対応した方が良いかもしれません。
出勤するとまず、本日の配達表を見て時間帯別にどれくらいの予約が入っているのかを確認して、同時にルートの確認もしておきます。釣り銭と配達表を忘れず持って待機していると、出発に合わせて料理が完成するので、それをバイクの荷台へ積み出発します。
ちなみに配達の際に依頼者のお宅付近に到着したけれど、同じ名前の家が続いているなど目的地がわかりづらいお宅も配達をしているとまれに出てきます。
そうした時は、配達表に記載されている電話番号を確認して直接場所を聞くこともありますよ。
無事お宅に到着したら商品を渡して精算をします。この一連流れを終えて店舗に戻り、次なる配達先を目指します。
これは各地域によって異なりますが、原付で30km走行をしたときに片道10分程度で届けられる距離に設定されていることが多いです。距離にすると大体2~3kmと言ったところでしょうか。
商品が美味しく食べられることが何より大切なので、こうした範囲の取り決めがありますが、それでも当サイトライター達が勤めたお店の中には、事前の超大口顧客の注文であれば配達区域から少し離れても受けると言ったルールもあるため、お店の売り上げを考えて社員が判断することもありますよ。
必ずお店で配達エリア内の地図を用意しているので基本的にはそれを見て向かいますが、最初の研修期間であれば、先輩に付いていく2台走行で何日か回り、その後ひとり立ちするケースが多いですね。
慣れてくると混雑していない裏道を使ったりして配達スピードを上げていくことができますが、最初のうちは主に店舗から近場のエリアを任せられて、道順も最速よりも確実性を重視したルートを求められますよ。
そんな感じでステップアップをしながら徐々に範囲が広がっていくのですが、どうしても道を覚えることが不安な場合は、ナビタイムなどの地図アプリを利用するのも有りです。
実際に筆者も方向音痴で、この部分すごい不安を覚えていたことがありますが、グーグルマップを使って現場を確認したり、地図に目印が付けられたりと事前の準備が充分できるので、1ヶ月もすればなんてことない業務と気づくはずです!
ここで少しリスクの部分についてお話をします。配達の頻度が多いときに考えられる事故になりますが、基本的に事故による物損事故や人身事故の費用は会社側の保険で対応をすることができるので、あなたが自費で賠償を負うという可能性はほぼ0%です。
しかし、仮に損害額があまりにも大きい金額で会社側が賠償をする場合は、当事者(あなた)に対して、負担した費用を補填や会社の信頼を傷つけたとして、会社側が損害賠償を起こし費用の請求をする可能性があります。
例えば、信号無視をして事故を起こしたなど、事故に対してあなたに大きな過失があった場合ですね。損害賠償による訴訟は民法で定められるもので、相手が雇用者であっても訴訟を起こすことができます。
そのため怖い話になりますが、どんな事故を起こしたとしても、あなたがお金を払う必要はないとは言えない部分もあるため、配達は過失を起こさない安全運転を常に心がけましょう。
ここでは、様々なデリバリーバイトを経験した当ライター達が意見を出し合い、どの商品を扱うデリバリーバイトがおすすめかという観点でランキング形式にしてみましたので、応募の参考にしてください。
満場一致でおすすめのデリバリー業です!
お寿司系デリバリーは、まずアルバイトが忙しくなる夜の時間帯でも他業と比べ注文数がそれほど多くなく、時間に余裕を持った行動ができます。時間に余裕があるということは業務もしっかり学べるということ。初心者には特におすすめです!
デリバリー担当は主に電話対応と配達をメインに行い、お寿司の場合は鮮度が命とも言えるので、配達エリアが狭い所も意外と多いです。そのぶん道が覚えやすい。
デメリットに関して言えば、お盆や七五三など日本の伝統行事である日に注文が殺到し、猛烈に忙しくなる場合があることでしょうか。
代名詞とも言えるピザデリバリーはディナータイムともなると、注文が殺到することもありますが、これが本来のデリバリー業といえる仕事です。
店舗が多いので求人への応募がしやすく、誰もが思い浮かべる大手ピザチェーン店であれば、研修もしっかりしているので業務に対する疑問があまりでることもありません。
ただし、アルバイトをする理由とも言えるまかないが割引価格で購入できるだけというお店が大半なので、こうした部分と忙しさを照らし合わせて惜しくも2位に。
個人店のお蕎麦屋さんやチェーン店の飲食店には、デリバリーを行っているところもあります。
配達自体の絶対数が上記2つに比べて少ないのですが、覚えるメニューが多く精算に苦労したり、店舗にいる時間の方が長いのでメインがキッチンになっているなどのこともよくあります。
こうしたお店はデリバリーがメインと考えるよりも、オプション的な仕事として考える方が良いかもしれませんね。
それでも、様々な業務を一つの仕事で覚えることができるとも言えるので、身につくスキルを考えたらメリットはありますよ!
店内にいるときは会計から仕込みまでなんでもやって、昼時になると配達に回ります。注文者はお得意様ばかりでした。
1日に1~2件くらい回り、後はホールスタッフとして働いています。場所によってはもう少し配達があると思います。
《メリット》
《デメリット》
基本的には自分のやりたい所へ応募する形で問題ありません。
しかし、家から近場のお店に勤めてしまうと近所の人や友達の家でも容赦なく配達を頼まれてしまうので身バレのリスクが高く、それを避けるためにあえて隣駅のデリバリーに勤めているという方も多いです。
たしかに、デリバリーのバイトって道を走っているだけでも目立つ格好なので見られると、結構恥ずかしかったりするんですよね。笑
そんなの気にしないよ!って言う方はさておき、もし同じような考えであれば求人サイトなどを使って、少しだけ離れたエリアの求人を検索してみることもおすすめです。
ともあれ、学べることは少ない仕事かもしれないけれど、何より監視をされることもなくマイペースに風を切りながらバイクを走らせることは思いのほか気持ちが良いので、おすすめのバイトです!是非、興味があればチャレンジしてみてくださいね!